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パンフ-4 薬の飲み方、赤ちゃん
薬の飲み方や赤ちゃんのための当院のパンフレットをご紹介いたします。
お薬の飲み方について
6〜7か月健診が終わったら
あかちゃんこんなときには
・熱がでたら
・せき、はなみず
・ひきつけ
1歳児健診が終わったら
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お薬の飲み方について
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当クリニックでは、
かぜ薬・抗生物質・熱さましを別々に
お渡ししています。
※
当院のかぜ薬の中には熱さましは入っていません
ので熱が高くて本人が大変苦しそうな時は熱さましも一緒に飲ませて下さい。
※ かぜ薬・熱さましは症状を押さえる薬ですから、定められた分量以下であれば症状に合わせて適当に飲んでかまいません。(1日3回のところを1日1回や2回でもかまいません)
※ 抗生物質は定められた量・回数を守らなければ、効果がありません。抗生物質が飲めないような時には、来院してください。
※ お薬は原則としては食後に飲むものですが、幼少児は食前にしてください。(嘔吐しやすいため)
文責:竹田 弘(920707)
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あかちゃん こんなときには
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◇◇熱がでたら◇◇
乳児の体温は大人より高めです。37.5℃では熱かな? 38.0℃を越えて初めて熱があると思ってよいでしょう。
熱の高さにばかり気をとられずに、他の症状をよくみてください。 耳をいじくるような動作はありませんか?(中耳炎の心配があります) 泣きわめいていませんか?(嘔吐もなくただ泣きわめいているだけなら 心配のないことがほとんどです。
まず親が冷静になってください。親があわてると子供は余計に泣きます。 泣くほど元気な子は重症ではないと思って良いでしょう。)
咳や鼻水も軽く機嫌も良いようなら薄着にしてすこし様子をみても 良いでしょう。決して毛布でくるんだりしないでください!!
熱が高いと脳がやられる、なんてことをいう人がいますが、40℃ぐらい の熱では脳はやられませんから安心してください。(ただし髄膜炎は論外。 のみ具合、元気の良さ、顔色、呼吸状態など、熱以外のことにも 注意してください。)
熱が高いのであれば濡れタオルで頭や耳の下(動脈の所)を冷やして あげてください。アイスノンなどをタオルでくるんで両わきを冷やす のも効果的です。でも子供が嫌がるときは無理強いしないでください。
それでも熱が高く熱のためにつらそうにしていたら熱さましを使って あげてください。3歳以下の子は熱さましの為に熱が下がりすぎること がありますので、まずは少なめに使ってみてください。効かなければ 4〜6時間後にまた使ってもよいですが、1日2〜3回ぐらいまでに しておきましょう。
当院が使用している熱さましは
坐薬:アンヒバ坐剤小児用50mg(アセトアミノフェン50mg)
アンヒバ坐剤小児用100mg(アセトアミノフェン100mg)
粉薬:カロナール細粒20% 0.5g(アセトアミノフェン100mg)
カロナール細粒20% 1.0g(アセトアミノフェン200mg)
錠剤:カロナール錠200(アセトアミノフェン200mg)
たとえば:体重5〜7kgの子には アセトアミノフェン1回50mg
(ただしまずは2/3くらいで)
熱さましは、熱によるつらさを軽くする薬です。 病気をなおす薬ではありません。
「熱さまし」と思わずに「熱のためのつらさ止め」と考えてください。
◇◇咳や鼻水があるときは◇◇
咳や鼻水があってもきげんがよく食欲もあれば心配いりません。 入浴もかえって効果があるでしょう(長湯はいけません)。
ゼイゼイしたり、痰がからんだり、続けて咳がでるようであれば 来院してください。
「きげんがよく食欲もあるけれど、できれば咳や鼻水を少なくしてあげたい」 と言うときは市販のかぜ薬でもよいと思います。 しかし、ほとんどの市販薬は少量ですが熱さましが含まれて いますのでご注意ください。
(当院のかぜ薬には、熱さましは入っていません。 必要に応じて抗生物質や熱さましを併用してください。 抗生物質はばい菌を殺す薬ですので、必要な時は続けて服まなければいけません。 かぜ薬や熱さましは、症状に応じ服ませるだけでかまいません。)
◇◇ひきつけ(けいれん)が起きたら◇◇
とつぜん手足にものすごい力を入れてぴくつかせ、人間とは思えぬ目付きをし、呼びかけにも答えないとなれば、誰でもあわてたくなります。
しかし、◆まず落ち着いてください
そして ◆時間を計ってください
◆ひきつけは両手両足ですか? 部分的ですか?
◆周囲には危険な物はありませんか?
◆舌を咬むことはありませんので、何もかませる必要はありません
◆もし吐いたら喉に詰まらせないように注意してください
最後に ◆ひきつけが落ち着いてきたら体温を測ってください
◇20人に1人の子供はけいれんをおこします。普通の熱性けいれんであれば、あわてて来院する必要はありません。
◇また激しく泣き込んで呼吸が止まり起こしたけいれんは、”泣きいりひきつけ”といって問題のないものです。
◇ただし以下に述べる重いひきつけの場合は急いで受診する必要があります。
《重いひきつけ》
・けいれんが10分以上たってもおさまる気配がないとき
・けいれんが繰り返す場合
・頭を打ったとか意識障害がある場合
・けいれんのない時にも吐く場合
文責:竹田 弘(10/94)
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6〜7か月健診が終わったら
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◇◇目が離せない時期です‥‥事故防止を◇◇
これからハイハイができ、つかまり立ちができ、動き回わり、手で物をつかんで食べることができるようになります。
◇玄関、ベビーカー、階段から転落する。
◇たばこの吸いがら(これが最も多い!)、防虫剤・ 殺虫剤(ゴキブリだんごは命取り)、薬、化粧品(特にマニキュア落としは危険)、 洗剤などを誤って飲み込む。
◇つかまり立ちをして、テーブルの上のコップやお椀をひっくりかえして、 やけどをする。
◇ストーブ、アイロン、やかんなどにさわって、やけどをする。
こんな事故が、急に増えます。ぜひ防いであげてください。
◆家庭内の危険物は、手のとどかない高いところに置きましょう。しかし子供はいつの日か台に登って取ることを覚えます。そのような時には、鍵のかかる引き出しや戸棚にしまってください。のどに詰まりそうな硬貨やボタンなども注意!
◆階段にはサクをつけるとよいですね。
◆浴室の入り口には、上のほうにカギをつけてください。
カギがない場合は、入浴後のお湯はすぐに抜いてください。
浴室内の溺死が多いのは日本の特徴です。
◆マイカーには乳児用の安全シートをつけてあげてください。
◆歩行器はおすすめできません!頭部打撲の事故も多く、子供の発育にも良いものではありません。
◇◇離乳食はおかず中心に◇◇
◇つぶつぶも食べられるようになります。
◇7か月からは2回食、9か月からは3回食(これはあくまでも基準)
◇最終的には母子手帳に出ている6つの食品群からバランスよくあげることが、離乳の最終目標です。
◇◇歯がでてきたら◇◇
◇早い人では乳歯がでてきます(1歳までに出れば遅くはありません)
◇むし歯は予防が第一です。食後、特に甘いものをあげた後は、白湯を飲ませたり、ガーゼで歯を拭いてあげましょう。
◇◇アレルギー検査について◇◇
アレルギーの心配な方は、血液検査をお勧めします。
月・火・木・金は午後4時まで、水・土は午前10時までに来院してください。
◇◇予防注射を忘れないでネ!◇◇
◆BCG・ポリオは済みましたか? 3種混合ワクチン(百日咳・ジフテリア・破傷風)の1期3回を受けましょう。
◆その次は1歳過ぎたら麻しん風しん混合ワクチンです。麻しんの予防注射は接種後5〜14日後に、5人に1人は発熱します。37℃台のことが多いですが、20〜30人に1人は高熱をだします。といっても、麻しんにかかると重症になることが多く、今の日本でも麻しんがもとで1年間に数十人がなくなっていますので、予防注射を受けることをお勧めします。
◇麻疹の予防注射は、卵にアレルギーのある児は前もって申し出てください! 鶏卵加工品を摂取している児は普通に接種できます。 アレルギーの程度が不明の方は前もって診察を受けていただきます。
(おたふくかぜの予防注射も卵アレルギーに関しては同じです)
◆予防注射はその意義をよく理解されてから受けるようにしてください。
文責:竹田 弘(941031)(2006.04.10改訂)
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1歳児健診が終わったら
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◇◇新しい事故のタネ◇◇
◆ピーナッツ、ポップコーン、豆、レーズン、チューインガム、棒状のセロリ・ニンジンはこの時期には与えない! 気道につめて窒息する危険があります。おもちは論外!!
◆やけどや浴槽には引き続き注意してください。
◆コンセントにさわって感電しないように注意しましょう。
◆マイカーに乗せる時は、常に子供用の安全シートを使用しましょう。
◇◇むし歯を防ごうね◇◇
むし歯を治す薬はありません。予防が第一!!
◇◇予防注射を忘れないでネ◇◇
◆BCG・ポリオ2回・3種混合1期3回・麻しん・風しんは受けましたか?
◆麻疹の予防注射が済んだら、風疹・水痘(みずぼうそう)の予防注射をお勧めします。
◆予防注射はその意義をよく理解されてから受けるようにしてください。
文責:竹田 弘(941031)(2006.04.10改訂)
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